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住み替え時に優先する特徴は?

賃貸の入居者は住まいを決めるときに何を決め手にしているでしょうか?

色々な調査があちらこちらでされていますが、今回は「家賃と広さが同じなら・・・どちらを優先させますか」ということで、駅からの距離(駅近)に対して優先させる条件があるのかというお話です😊

 

住宅情報サイトSUMOが2017年5月に賃貸入居者を対象に部屋探しの実態を調査した結果がこちら👇

住み替え時に優先する特徴

(全国賃貸住宅新聞より)

 

これを見ると、駅からの距離よりも間取りや設備、内装を優先する傾向があることが分かります😐

自分好みかどうかというのが優先度として高いので、設備の良さだけでなくデザイン性も求められる傾向ということです。

 

と、なるとお部屋に魅力を出して、物件を差別化させることが空室対策、資産価値維持もしくは向上になるということです。

 

では、どうやって差別化するのか?

もちろんお金をかければオシャレな最新設備に入れ替えたり、内装も選び放題になりますが、マンション経営ということを考えるとお金をかけるには限界があります。

 

この調査結果についての記事には、デニム素材の内装材や立体的な形状のクロス、オシャレなセラミックタイルなど色々紹介されていましたが、やはりお値段が高いです😐

 

弊社では工夫の一つとして、クロス貼替時にアクセントをつけたりします👇

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これは見た通りトイレですが、劣化や生活汚れがあるため床と壁クロスを貼り替えることになりましたが、トイレタンク背後の壁クロスを建具の色にあわせて濃い茶色にしました。

床は他の居室にあわせてフローリング調のものに。明るいですけど少し締まった感じになりますね😊

このクロスも床も特別なものは使っていません。

 

千番クロスという普及品より高いクロスを使うこともありますが、普及品でも色味のあるクロスが若干あります。

 

また、写真でお気づきでしょうか?

ウォシュレットがついていなかったので、新設しております。

設備についても2番目にランクインしていますが、今やウォシュレットはついていて普通!の設備ですので、早く入居が決まるようついていない場合は取り付けるようにしています。

 

洋室ですと広さがあるので、アクセントクロスを使うと雰囲気が大分変わります👇

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こちらは竣工時からアクセントクロスが一面にあるお部屋ですが、真っ白よりはデザイン性が感じられます。

このクロスは千番クロスで普及品より少し高いですが、思い切った色やストライプ等の柄にしようという時には選択肢が広がります。

 

気に入って長く住んでもらえるのであれば、多少お金をかけても価値はあります😊

内装や設備が傷んできたときは、思い切って色やデザインを変えてみることもご提案していきたいです。

コストと機能、デザイン・・・バランスを見て弊社も工夫をしていきます。

最新の設備や内装材にも目を光らせます