民泊について思うこと。
2016年4月17日10:40 AM カテゴリー:マンション経営を知りたい方へ,不動産情報,記事
民泊についてどうなの?とよく聞かれます。
私たちは管理会社の立場で入居者の快適な生活を守る義務がありますので、結論から言うと「民泊禁止」です。
例えば、あなたが住んでいるマンションに急に外国人旅行客が団体で出入りするようになったらどう思うでしょうか?
治安が不安になったり、騒音が気になるようになったりしませんか?
そうなんです!!
実際に苦情になっているのは「治安悪化」「騒音問題」「マナーの悪さ」です。
居住エリアでの文化の違いはみんなの迷惑になる場合が多いんです。
ゴミの分別方法や声の大きさマナーなど、課題はたくさんありますね。
私たちの管理している物件で、実際に民泊をしていることが分れば「民泊をやめる」か「契約の解除」になってしまいます。
実際に民泊として貸しているという人に話を聞きましたが、やはりオーナーには内緒だそうです。
住民からの苦情が出るまで・・・
外国人観光客の来日が続く限り・・・と、短期収入として考えているそうです。
今、マンション業界の土地の仕入用地はホテル業界と競合している状態です。
今後の都市部では供給が増えそうですね。
やっぱり観光客はホテル業界のプロに任せた方がトラブルなくていいんじゃないでしょうか。
私が今後、民泊について思うのは、「日本ならではの体験ができる」「日本で暮らすとはこういうこと」など体験できる施設として、郊外の空き家を利用しながら農業体験や漁体験なんてどうでしょう?(^_^)
日本のことをもっと知ってもらえて、人と人が繋がるコミュニティになれば民泊についてのイメージが変わるんではないでしょうか。