不動産業界には独特の業界用語があります。
その中でも、皆さん一度は見たことあるはずの「トマソン」についてお話します。
突然ですが、こういう風景見たことないですか?
どうやって登るのかわからない謎の階段
何のためにあるのかわからないトンネル
目的不明の短い階段
そうなんです!
つまりトマソンとは、建築物にくっついている全く意味のない設備のことを言うんです。
建築当時は意味があって作られていたけれど、増改築や、周辺の環境の変化で、意味をなさなくなってしまっているものです。
私はこのトマソン、芸術的な感じがして好きです。意識してトマソンを探しながら、大阪の街を歩いたりします。
大阪にもトマソンたくさんありますよ!
例えばこちら!大阪中央区の文楽劇場の近くにあります。
何のためのシャッターと壁でしょうか(笑)
想像力が掻き立てられます。
不動産は一つ一つに目的をもって建てられているので、目的のわからない設備を見ると楽しくなります。
歴史を感じながら、この建物はどういう風に使われていたのかなーと想像に胸を膨らませるのも不動産の楽しみ方の一つではないでしょうか。