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価値が上がるエリアと下がるエリア

 
不動産の価値が上がるエリアと下がるエリアの二極化が加速しています。

それはなぜかというと、国交省が「立地適正化計画」を進めているからです。
 

立地適正化計画とは

人口減少や高齢化が考えられる地方や郊外の自治体が、一部のエリアに病院・商業施設・住居等を集中させて持続可能な街に作り直すプランのことです。
 
立地適正化計画のイメージ図
8
(資料出所/大阪府箕面市)
主要な駅前に生活サービスが集中していることがわかります

 
 
この一部の対象エリアになればラッキー♪地価の値上がりが期待できます。
しかし、エリアから外れると衰退していくことが予想されます。。。
 
 
実際に計画を進めている市町村一覧です。
89
(資料出所/国土交通省)平成28年7月31日現在
 
全国1,718の自治体がある中で289の団体が具体的に計画を進めています。
 

毛呂山町の取り組み

このうち埼玉県の毛呂山町では一部地域を集中して開発することで投資を呼び込み
「20年後には公示地価を10%以上、上昇させる」
と目標を掲げています。
こういった計画は地域のニーズも上がって良し、さらに自治体としても固定資産税も上がって税収が増えて良し、いいことですね。
 
 
ということで、
地方と都市部の人口の二極化はもちろん、「立地適正化計画」により地方の中で人口が減少するエリアと集中するエリアで二極化しています。
 
今後、地方で賃貸物件を購入する場合
その自治体が立地適正化計画を行なっているか、行なっていれば指定エリアに入っているかホームページで確認することをお勧めします
 
そして何よりも
物件を選ぶなら主要な駅の近くや人口の増加している都市部がいいですね。