マンションの寿命とその後
2016年12月27日3:52 PM カテゴリー:オーナー様へ,マンション経営を知りたい方へ,不動産情報,記事
住居は長寿化を目指してつくられています。
最近では「100年住宅」という言葉もよく聞かれるようになりました!
しかしどのような建物もいつかは老朽化していきます。
では、
老朽化した建物は最終的にどうなるのでしょうか?
マンションの最期はどうなる?
建物も老朽化してきた場合の対応について以下3つのケースを考えてみました。
①建物を取り壊し更地にして土地を売却。土地の売却利益をオーナー全員で分配する。
入居者に退去してもらってから、管理組合の積立金で建物の取り壊し工事を行い更地にして売却します。この売却益と積立金の残り分を区分所有者全員で分配することになります。
②建物を取り壊してもう一度マンションを建てる。
建物を取り壊した後に、その土地に再度マンションを建築します。オーナーさんはもう一度、新築のマンションの一部屋を自己資金や融資を使って購入します。オーナーさんとしては①と違って売却益はないのですが、建物代だけの金額で安く新築物件を購入でき、節税のメリットもあります。再度購入する意思がない場合も管理組合が買い取ってくれて他の人に売却してもらうことも可能です。
③管理組合が土地と建物を買い取って個人や不動産ファンド等に売却する。そして売却益をオーナー全員で分配する。
建物はそのままで物件全体をオーナーチェンジするというイメージです。売却することでオーナーさんには売却益があり、管理組合としても建て替えより手続きが少ないので便利です。
3つのケースのうちどれを選ぶかはオーナーさんが管理組合で決めることです。
・売却してまとまった金額を得るか
・再度購入して賃貸に出すか
その時の売却価格や家賃相場などを考慮して決定するのが良いかと思います。
以上、マンションの最期についてでした。
[追記]