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入居手続き② ~電気の契約

少し間が空きましたが、前回「入居手続き① ~ガス開栓」を書きましたので、第2回目は電気の手続きについて書きます。

 

たまに「今日入居したけど電気がつかないんです。」とお電話をいただくことがあります。

つかない原因は、①電気の申し込み・契約をしていない ②ブレーカーが下がっている が一番多いです。

あとは、たまたま照明の球切れということもありますが、その場合はそこだけ電気がつきませんので他がどうなのかご確認ください。

他にもまれにコンセントがちゃんとささっていなかった、洋室の照明器具は自分で購入して取り付けないといけないが何もつけていないということもありました。

まずはご入居時には、以下の手続、確認を必ずしてください。

 

電気の申し込み・契約手続き

ガスと同様に電気も使用するには契約が必要です。

入居開始にあわせて電気の契約を必ずお願いします。

どこの電力会社と契約するか選択できる時代ですが、ここでは関西電力の手続きを案内します。

 

電気使用の申し込みはインターネットか電話でできます。

インターネットからの場合は、引っ越し予定日の31日前から申し込みができます。

申込や詳細は「関西電力の引っ越しのお手続き」からお願いします。

電話の場合は、関西電力エリア0800-777-8810(9:00~18:00祝日を除く月~金)に連絡してください。

 

■ブレーカーを上げる

ご入居者様が鍵をもらって初めてお部屋に入られたとき、大抵はブレーカーは落としてあります。その場合はスイッチを押しても電気がつきません。

めったなことはないですが、空室期間中に漏電などがないようにブレーカーを落としているためです。

 

お部屋に入って照明のスイッチを入れても電気がつかない場合は、ブレーカーを確認しましょう。

ブレーカーはマンションの場合、大抵はトイレか洗面室の壁上部についていることが多いです。玄関廊下についていることもあります。

 

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多少タイプは違いますが、左の写真のブレーカーであれば左側にぽつんとついている白地に赤いラインが入ったスイッチが大元、右の写真であれば左側にぽつんとついている黒いスイッチが大元です。

この大元のスイッチが下がっていると住戸内の電気は通電しませんので必ず上げてください。

 

右側は各部屋等のブレーカーです。まれに一部だけ下がっているということもありますので、大元を上げても一部電気がつかない場合はここをご確認ください。

入居中も電気を一気に使いすぎてブレーカーが落ちることがあります。その場合もこのブレーカーをまず確認してください。

 

鍵をもらって初めてお部屋に入るときは、まずお部屋内を隅々まで見てみるといいですね。

設備も何がついているか目でも確認しておきましょう☆