注意!!トイレの意外な落とし穴②
2018年4月8日10:00 AM カテゴリー:オーナー様へ,不動産情報,入居者様へ,記事,賃貸管理
トイレの使用で注意していただきたいこと、第2弾です。
最近はされる方は少ないと思いますが、タンク内に節水のためにペットボトルを入れたり節水用器具を取り付けたり、これもしないでください!
タンク内の水が減って水流が弱くなり、トイレが詰まりを起こす場合があります。
また、トイレは精密機械と同じで、タンク内も繊細なつくりになっています。
緊急事態でさわる必要が生じない限りは、タンク内を自分でさわるのはやめてください。
最後に、トイレの詰まりについてです。
異物を誤って流してしまったということが多いのですが、誤って流したことに気づかないこともあります。
例えば、髪の毛についていたヘアピンが知らないうちに落ちて流れてしまった・・・という場合。
たかがヘアピン1本ですが、複雑に曲がった排水管(汚水管)の中で引っ掛かり、トイレットペーパーやトイレクイックルがそこに詰まってしまうということもあります。
また、先の節水や前回のブログ「注意!!トイレの意外な落とし穴①」でご紹介したような水流が何らかの原因で弱くなったことで詰まることもあります。
詰まった場合、状況をよく見て対処する必要があります。
①水は流れるが少し時間がかかり、一旦少し水位があがる。タンクからは普通に水が流れている。
②水が流れにくく、水位が上昇してしまうがしばらくしたら水位が下がる。
③水が流れにくく、水位が上昇してしまい水位が下がらない。
①は軽度の詰まりです。便器内か排水管の中に異物が詰まっています。
②は異物が詰まっているが、まだわずかに隙間がある状態です。
③は完全に詰まっている状態です。
何を詰まらせたかで対処方法は変わります。闇雲にレバーを引いて水を流したり、ラバーカップで押し流そうとはしないでください。
ラバーカップは本来紙のつまりなど、排水管に押し込んでも支障がないものの詰まりで、①のように程度が軽い場合には有効ですが、それ以外の時は悪化させることがあります。
ラバーカップを使う場合は、床にビニールシートを敷くなどして飛び跳ねに注意してください。
押して引いてを繰り返して排水口に水が引き込まれるまで繰り返してください。水位が高くてあふれかえっている場合はバケツで汲み出すなどして水位を下げてからしてください。
ラバーカップで改善しない場合は、賃貸管理会社に連絡をして見てもらうようにしましょう。
無理は禁物です。