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入居申込審査で何を見る?

入居の申込が入った時に不動産会社や管理会社は何を見るのだろうか?審査するのだろうか?

オーナー様も入居者様も気になるところですよね。

弊社では個人での申し込みは必ず保証会社に加入していただくので、最終的には保証会社の審査結果によります。

ただ、保証会社任せではなく、まず弊社で申込み内容を確認します。

 

弊社では申込書が仲介業者などから届くと、申込書の記載内容を確認します。

個人の申込の場合は特に以下を注意します。

 ①年収

 ②職業と勤務先

 ③連帯保証人

 ④転居理由

 

【年収】

年収は申し込まれたお部屋の家賃を支払っていくのに問題ないかを見ます。

せっかく気に入って住むことになっても家賃を払うのが苦しいでは新生活はつらいだけです。

家賃滞納をされるとオーナー様も管理会社も困ってしまいます。

では、年収がどれだけあれば良いのか?

一般的には、1ヶ月の家賃が月収の30%までであることが妥当と言われています。

30%を超えてくると毎月支払いが大丈夫か心配になってきます。

申込者は、他に何にいくら毎月必要かなども考えていくらまでなら家賃支払は大丈夫!というラインをまず考えてみると良いでしょう。

 

【職業と勤務先】

年収にもつながりますが、安定して収入があるのか職業と勤務先で判断をします。

また、勤務先がすぐに変わる可能性があるかも見ます。

定着性が低そうで安定した収入が望めそうにない場合は慎重に判断します。

勤続年数や勤務先の会社の業務内容も確認します。

差別するつもりはありませんが、夜の仕事などは総合的に見ますがハンデではあります。

 

【連帯保証人】

まず、連帯保証人有りかを見ます。

有りの場合は、申込者とどういう関係かを見ます。

一番良いのは両親。親族がベストです。兄弟や祖父母も大丈夫です。

そして、さらに連帯保証人も家賃などの支払能力があるかどうかを見ます。

親族でも支払能力がないと無理になります。その点、上司や友人でも支払能力がある方なら問題ないことが多いです。

申込者は連帯保証人になってもらう人に、申込みたい住まいの条件・内容をしっかり説明して了解を取りましょう。

 

では、連帯保証人が無の場合はどうでしょうか?

弊社の場合は申込者本人の内容を総合的に見て問題なければ、あとは家賃保証会社の審査にかけて審査結果がOKであれば問題ありません。

保証会社については、また別の時に詳しくご紹介します。

 

【転居理由】

なぜ今回住まいを探されて、申し込みをされたのか気になります。

弊社の場合は住居としての使用のみを認めているので、お部屋が事務所や会社として不特定多数の人が出入りするような使い方をしないかを見ます。

特に今お住まいのところと申込まれたお部屋が近い場所であればなぜ引っ越す必要があるのか気になります。

今のお住まいより申込まれたお部屋の方が勤務先からずいぶん遠くなってしまうのも気になります。

配偶者がいて今の住まいと申込まれたお部屋が近い場合も気になります。

みなさん色々な理由で引っ越しを考えられるので、上記のようなことがダメではないです。ただ、気になると確認をとります。

 

以上ですが、いかがでしょうか。

ここに書いたことだけではありませんが、不動産会社や管理会社は色々な角度から審査をおこないます。

会社によって審査方法は違いますが、皆がWinWinになるのが一番です。

入居者の方には安心して楽しい生活を送ってほしいですし、オーナー様も管理会社に任せているとは言え、安心して喜んで住んでくれる入居者に貸したいと思っています。

管理会社もオーナー様と同じで、長く気持ち良く入居者の方に住んでもらいたいと思っています。