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賃貸借契約時の初期費用について

お部屋を借りる際に、家賃以外の費用がかかり、思ったより高くついた!!なんて経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

お部屋や会社によっても異なりますが、弊社の管理物件については契約時にかかる費用がいくつかあります。

 

 

①敷金 ②礼金 ③火災保険料 ④鍵交換代 ⑤保証料が必要な費用となります。その他にも、借主は仲介会社に支払う仲介手数料や消毒代などが必要となるケースがありますので仲介会社にも確認してみてください。

 

まず①敷金については、弊社ではお預かりしないケースがほとんどですが、いわば担保の代わりで契約期間中は貸主が預かります。退去時に未払い家賃があったり、原状回復にかかる費用が発生しその分が借主から支払われない場合は、預かった敷金から未払い分の家賃や原状回復費用に補填していきます(もちろん敷金でカバーできない場合は借主に請求いたします)。その上で残金があれば、もちろん借主に返金する必要があります。

 

これに対し、②礼金もかかる物件があります。礼金とは貸主に支払われる、部屋を借りる際のお礼金のような意味を持つものとなります。よって敷金とは違い、契約が終了しても借主に返金されることはありません。最近の傾向では、初期費用を安く抑えたい方が増えていることもあり、敷金や礼金が0円という物件もかなり増えてきています。

 

続いて、③火災保険料です。先日のブログでもお話ししましたが、入居中は何が起こるか分かりません。万が一に備えるべく、弊社では入居中は必ず火災保険を加入していただくことを契約の条件としており、その費用を契約時にお支払いいただきます。通常は2年間の契約となります。

 

④そして、鍵交換代もご負担をお願いしています。最近の物件はオートロックやディンプルキーなどでセキュリティの強化が進んでいます。しかし、前の入居者が使っていた鍵でそのまま住んでいただくことは安全面や防犯の上で問題があります。そのため必ずご入居者様が変わる都度新しい鍵に交換しており、その費用を借主にご負担いただいております。

 

⑤最後が保証料です。万が一借主が家賃を滞納した場合、一旦借主に代わり立替払いをしてくれるのが保証会社となります。その保証会社と借主が保証契約を結ぶために必要となるのが保証料となります。少し前のブログでも保証会社についてご案内しておりますので、そちらも是非ご覧ください☆

 

以上が弊社で賃貸借契約を結ぶ際に借主が必要となる費用です。物件やお部屋によって金額や内容が異なるケースもありますが、上記費用は借主に安心して住んでいただくために、また貸主には安心して貸していただくために必要な費用だと考えています。

 

これからもよりよい住環境を提供し、貸主・借主に喜んでいただけるように頑張ります☆