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マンション経営のリスクについて

マンション経営に限らず投資にはリスクがつきものです。主なリスクをまとめてみました。

①空室

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マンション経営の最大のリスクといえる「空室」。家賃収入を手段の一つとして重要な役割を持ちます。空室になってしまった場合は住宅ローンの返済や管理費の支払については、オーナーのご負担になりますので注意が必要です。賃貸需要の高いエリアで不動産(マンション)を所有することで、空室期間を短くすることができます。

 

②家賃下落

a29b62e686ee6855cd155a4f05f8f49f_m賃貸需要の減少している地域では、家賃を下げなければ入居者がつかないことがあります。賃貸需要のある地域でも現入居者の退去のタイミングで1,000~2,000円上下することがあります。最近では年中人の動きはあるものの年末年始やお盆は動きが少なく2月、3月は繁忙期で人の入れ替わりが多くなります。あまり動かない時期だと家賃調整し入居者を早く決めていくようにアドバイスします、家賃を下げて決まった場合は次回の入居時には家賃価格を戻すという工夫も必要になってきます。賃貸需要の高いエリアで不動産(マンション)を所有することで家賃交渉されても応じないで済みますね。

 

③換金性

1a584462a961d817b72103730a597bf2_m最短でも不動産を現金に換える場合1か月ほどかかります。現金、株、為替と比べると流動性に欠けます。不動産は換金性が良くないからこそ価格に乱高下がないのはメリットです。

 

④マンション価格の下落

3fb0d8cc4f0b956095b820c331f5fa6e_mマンションは実物資産の「モノ」なので、当然に時間が経てば値段が下がるというのが一般的な考えです。しかし、家賃収入が維持できるマンションであれば価格は大きく下落しません。マンション経営の目的は売却益(キャピタルゲイン)ではなく、安定して家賃収入(インカムゲイン)を得ることです。長期的に家賃収入が見込める物件かどうかがポイントとなります。

 

⑤火災・地震

e9c5773813061262ffab8374e993f36a_mマンションにおいてのリスクは「火災」です。鉄筋コンクリートでできたマンションの躯体は全焼しにくく、室内の設備や家具は燃えてしまいます。ワンルームマンションであれば一番高価なユニットバスを交換してすべて入れ替えた場合の費用は400万円ほど必要になります。オーナーの預貯金で負担するのは大変ですので「火災保険」には必ずご加入していただき保険でリフォームしていただけます。入居者にも火災保険のご加入をお願いしており責任の所在を明確にしどちらの火災保険を使うか決めていきます。

 

⑥金利の上昇

5f76e9ade06364082784e0e161cca631_m住宅ローンを取り組んで所有する場合、金利のタイプは主に変動金利タイプです。変動金利はその名のとおり金利が変動しますので将来にむかって上昇のリスクがあります。しかし金融機関によって上昇するときには現在の返済額の1.25倍以上にはならないルールや5年間返済額は変わらない、半年ごとで変わる可能性があるなど金融機関によって条件が違いますので確認しておきましょう。金利が上昇した時には「繰り上げ返済」できる資金も貯めておきたいですね。

 

⑦建物の維持修繕

f96e82079e968b014c51959fd549e4bf_m建物は管理状況で大きく変わります。管理組合と管理会社がしっかり機能し修繕積立金が貯まっていれば維持修繕は心配ありません。購入時のポイントは総戸数は何戸か?少ないよりは多い方が修繕積立金の貯まりが早く大きくなりますのでメンテナンスしやすい物件といえます。最近のマンションは長期修繕計画が立ててありますので確認しておきましょう。