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大阪 芸術の秋~その2~

芸術の秋?ということで、大阪 芸術の秋 第2弾のお届けです♪

 

残念ながら会期は終了してしまいましたが、大阪国立国際美術館で10/15(日)まで開催されていた“ブリューゲル「バベルの塔展」”を見てきました!!

 

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皆様は”バベルの塔”をご存知でしょうか??

 

旧約聖書に登場する塔ですが、人間としての誇りと団結力をもって神へ挑戦するために、人間自らが造り出したブロックとアスファルトで塔を築きはじめたところ、神の怒りに触れ、神が雷でその塔を壊したと言われています。

 

一部の歴史研究者の中には、実際に紀元前6世紀にバビロン(現イラク)に存在したとも言われているだとか!?

 

そんな有名な”バベルの塔”なので、昔から多くの画家のモチーフとして描かれてきましたが、その中でも特に有名なのが16世紀後半、オランダの画家ピーテル・ブリューゲルによって描かれた”バベルの塔”なのです☆

 

東京では24年ぶりに一足早く開催されていましたが、大阪で見られるのは初!!ということで、平日の昼に伺ったにもかかわらず”バベルの塔”を見るのに約30分かかりました…(ちゃんと並びました、もちろん)

 

残念ながら現物の写真を撮ることはできませんでしたが、上の写真を見るだけでもその緻密さがご覧いただけると思います!!絵を間近で見ると、塔の材料となる石やコンクリートを滑車で上げ下げしている人や、塔の材料の石灰の粉まみれになっている作業員などの姿が事細かに描かれているのです。

 

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また、アニメ「AKIRA」で有名な大友克洋先生がバベルの塔の内部ってどうなってるんだろ?という切り口から描かれた「INSIDE BABEL」も見ることができました♪塔の一部が切り取られ、その内部が緻密に描かれているのです(以前NHKでも特集されていたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います)

 

こんな風に描くことができる大友先生もすごいです…

 

 

そして美術館の中でこんなゆるキャラのタラ夫も発見しました!!

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つっこみどころ満載でおかしなことになっていますが、実際にブリューゲルによって描かれた絵に登場するモチーフをゆるキャラにしたのだとか…(LINEスタンプもあります笑)

 

 

タラ夫

そのモチーフが登場した絵がこちら!(大きな魚の左上に注目?)

弱肉強食を意味した絵で、人間が腹を割いた大きな魚の中から小さい魚をくわえた中ぐらいの魚が出てくる絵なのです。

 

ゆるキャラブームな世の中を反映したキャラクターですね(^^;)

 

バベルの塔が見れた以外にも、タラ夫が見れて、芸術の秋が堪能できた一日なのでした♪