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小林一三の足跡をたどる

こんにちは。

GWのことですが、大阪府池田市の小林一三記念館逸翁美術館に行ってきました。

小林一三は、今の阪急阪神東宝グループをつくった企業家です。

 

最近はドラマになったり、色々と取り上げられることも多いので皆さまご存知かと思います。

阪急電車や阪急百貨店、宝塚歌劇団、東宝は小林一三がつくりました。

大阪に住んでいると切っても切れないので非常になじみがあり、「阪急マルーン(電車の茶色塗装通称)」は上品とちょっと他県の人に自慢できたり・・・☺

 

 

小林一三記念館は、小林一三 の旧邸である洋館「雅俗山荘」や資料館があります。

長屋門を抜けて、まずは展示室へ。

 

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小林一三が愛用した帽子とステッキがあります。

そして阪急電車をイメージした展示内には、写真や資料が豊富に展示されており、昔の阪急沿線のすごろくや宝塚歌劇団のポスターや写真、阪急百貨店の食堂の様子などなど、阪急を利用して育ったものとしては楽しく見ることができました

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この洋館「雅俗山荘」は、小林一三の旧邸で、他茶室や長屋門とともに国登録有形文化財(建造物)に認定されています。

中は現在レストランと資料の展示がされています。

和洋折衷で室内を見るのも楽しいですよ😃

吹き抜け のリビングで家族とゆっくり過ごしたのだろうかと想像しながら見ました。

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小林一三は茶の湯を楽しみました。

庭園には茶室も点在。写真は日本で最初に考案した椅子式の茶室「即庵」です。

季節によって桜や紅葉が楽しめるお庭です。

 

そして、このあとは歩いてすぐの逸翁美術館へ・・・👫

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逸翁美術館は、小林一三の雅号「逸翁」を冠しています。

数寄者でもあった小林一三が収集した美術工芸品5,500件を所蔵しています。

 

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私は「開館60周年記念展」の最後、「未来につなぐ和の意匠力」を見てきました。

さすが!と言うのはちょっと偉そうですが、とても素晴らしい器や 漆器、螺鈿が見れて良かったです。静かでしたし☺

 

でも、残念ながらこの企画展示は5月6日まででしたので今は終わっています。

次回は「役者で魅せる芝居入門」が5月19日~始まります。

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歌舞伎の上演資料や浮世絵などが見れるようです。

前期・後期とあります。ご興味のある方はぜひぶらっと行ってみてください。

阪急池田駅から徒歩約10分です。

 

小林一三記念館・逸翁美術館について詳しくは、阪急文化財団HPをご覧ください★★★