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民泊のサービス 進む

先日、「健全な民泊の推進」というブログを書きましたが、今回は民泊を舞台にした様々な新しいサービスをご紹介します😊

コンビニでチェックイン

民泊制度の健全な発展を目指して様々な動きがある中、コンビニを民泊のビジネスの拠点にする取り組みが始まっています。

入店者数増や”ついで買い”需要の取り込みを狙うなどビジネスチャンスとしてとらえているようです。

 

■セブンイレブン

JTBと提携して民泊のチェックインができる『セブンチェックイン機』を設置すると発表。都内を皮切りに2020年に1,000店舗にまで広げていくようです。

鍵の受け渡しだけでなく、ガイドラインに即したチェックイン時の宿泊名簿の作成から本人認証までも無人で代行。キーロッカーから鍵が受け取れます。

チェックアウトもチェックインをしたコンビニの同機で。

問い合わせは24時間の多言語コールセンターで対応。利用料は1室あたり1万円以下の予定です。

 

■ローソン

1月に店舗にて無人で鍵の受け取りができるキーボックス導入を開始し。シェアリングエコノミー用の無人鍵受け渡しサービス世界最大手のkeycafeが対応。年内に100店舗でサービスを提供予定です。

keycafe

 

■ファミリマート

民泊仲介最大手の米Airbnb(エアビーアンドビー)と業務提携し、エアビーを利用する宿泊者に対して鍵を受け渡しするサービスを始めます。

専用ボックスで鍵の受け渡しの他、宿泊者向けにファミマで使えるクーポンの提供なども始める予定。今年度中に150店舗展開予定です。

エアビー利用者は滞在日数も多いとされ、中食の利用や中・長距離バスのチケット販売などで旅行者のニーズに応えたいとしています。

 

チェックインの際に毎回現場に社員が足を運んで業務をおこなう必要がなくなるので業務軽減になる。コンビニならではの利便性で注目です。

民泊保険 24時間駆け付け

三井住友海上火災保険が民泊民宿協会と提携して同協会に所属する民泊事業者向けの専用保険サービスを6月に発売。

保険で利用者のケガや物損などを補償するほか、騒音やごみ放置などのトラブルに対して24時間365日現場に駆け付ける業界初のサービスなどを提供するそうです。

利用者と近隣住民とのトラブルを三井住友海上のグループ会社がコールセンターで受け付け、即座に現場に駆け付けるサービスも提供。水回りや鍵のトラブルなどの相談にも対応。

民泊民宿協会の会員に自動で付帯される。保険料は年会費(1物件あたり24,900円~40,000円)に盛り込まれます。

民泊事業者は・・・

民泊新法の定める「180日ルール」などの制限に加え、各自治体の民泊関連条例制定によってさらに期間が限られる場合などもあり、民泊をする側は採算性の懸念でなのか物件運営に必要とされる事業者の届け出はまだ少なく伸びていないようです。今後は届け出の増加が課題になっています。

 

ただ、こういった民泊利用者を考えた便利なサービスが増え、より安心して利用できるようになるのは良い事ですね😊

弊社では民泊は扱いませんが、今後民泊がどのように変わていくのか注目です

 

(全国賃貸住宅新聞・産経新聞 参照)