地震時 停電による漏水注意
2018年10月3日9:00 AM カテゴリー:オーナー様へ,不動産情報,入居者様へ,記事,賃貸管理
近頃、災害が多いと度々ブログにも書いてきましたが、今回は地震による停電で起きること、注意点について書きたいと思います😐
6日に発生した北海道胆振東部地震で、管理会社にどのような被害が多く出たか取材した記事を読みますと、地震によっておきた停電による被害、オール電化の被害が目立ったと書いてあります。
停電による漏水
私も、先日の大阪を襲った台風で停電にあいましたが、マンションに住んでいると電気がつかないだけでなく水も出ない!ということになります・・・😲
なぜかというと、マンションは水の給水は大抵電力を使っているからです。ポンプが止まると水が出ません。
停電と断水だけでも困りますが、注意していただきたいのは漏水で被害が拡大する恐れがあることです!
断水したのかと蛇口をひねったままだったり、洗濯機ホースが外れたままで外出してしまい、外出中に電気が復旧して水が出てあふれて漏水したという被害が多かったようです。
大きな地震の時は確認する暇なく避難することもあると思いますが注意しましょう😐
電気温水器の注意点
北海道胆振東部地震で、管理会社が一番多かったという被害は電気温水器です。
窓ガラスが割れた、ドアが開閉できないなどの「建物の不具合」や「警報器がなりやまない」などの被害を抜いて「電気温水器の水漏れ」が一番多かったそうです。
電気温水器はオール電化の物件についています。弊社で管理しているマンションでも一部オール電化のマンションがあります。
どうして電気温水器の水漏れが多かったかというと、地震の揺れが大きいと配管にずれが生じたり電気温水器が倒れたりで、そこから水漏れが起きてしまったとのこと。
また、修理業者を手配しようとしても停電のため電話ができなかったりで復旧も遅れたからです。
あと、電気温水器は23時から7時までの深夜電力でお湯を沸かすので、停電になると時刻設定をやり直さなければならず、そのままにしておくと違う時間に稼働してしまい電気料金が高くなることもあるので注意です。
と、ここまで書くと電気温水器があるオール電化はやめておこうと思いそうですが、震災時・断水時のメリットとしては電気温水器のタンク内の水を使用することがでます。
何事にもメリットとデメリットはあります。
注意するべきことを知っておくと、いざという時は違いますので、住まいの設備について今一度確認しておきましょう😊